2011年6月19日日曜日

『プリティ プリンセス』ゲイリー・マーシャル 監督

前回、ひたすらアン・ハサウェイで、アン・ハサウェイの魅力を語りすぎて肝心の作品紹介できなかったので、ここに紹介することにします。

2001年のアメリカ映画、アン・ハサウェイの映画デビュー作『プリティ プリンセス』。

『プリティ プリンセス』を生み出したゲイリー・マーシャル監督は、ジュニア・ロバーツのデビュー作であり、彼女の名を世界に広めた『プリティ・ウーマン』の監督でもあります。
そのような経緯から、『プリティ プリンセス』の大ヒット後に、アン・ハサウェイは第二のジュニア・ロバーツと呼ばれ、ハリウッドの期待を一身に集めることになります。

ゲイリー・マーシャルといえば、去年『バレンタインデー』を制作し、キャストとしてアン・ハサウェイ、ジュリア・ロバーツが主演しています。
キャストが豪華であることで話題を読んだ作品です。
ぜひ、ご覧あれ。

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『プリティ プリンセス』は、ごく普通の女子高生、いや、ダサクて地味で内気な女子高生ミア(アン・ハサウェイ)が、ある日突然、ヨーロッパにあるジェノヴィア国の王女であることが明かされ、シンデレラロードを歩む作品です。

ミア(アン・ハサウェイ)の、本当にみすぼらしい姿で映画は始まります。
ある日、ジェノヴィア国の王女であることを明かされ、祖母ジェノヴィア国女王はミアのプリンセス教育を始めます。
教育のひとつとして、ビューティー・エキスパートの手により美しい姿に変身(アン・ハサウェイの元の姿に戻っただけなんだが)します。
王女を継承することに迷い、真実の愛を探し求める、ミアの複雑な心境が描かれています。


印象に残ったシーンとして、亡き父がミアのために残した手紙を読むシーンがあります。
手紙には、こうあります。

勇気とは恐れないことじゃない、むしろ勇気とは、何か他のものが恐れることよりも大切だと判断することだ。
勇気のある人が永遠に生きられるわけじゃないが、臆病だったら全く生きていけない。
これから君は、思い描いている自分と現実になれる自分との間を旅することになるだろう。
最も重要なのは、君自身がその旅をしていくということだ。

心に響くフレーズです。
この手紙で、ミアはジェノヴィア国の王女を継承する決心をします。


暖かみのある映画でした。
本当の自分を好きになりたい。素敵なプリンセスになりたい。
多くの女性の共感を得た理由が分かる気がします。

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