2011年1月30日日曜日

『ソフトウェア開発工程管理』 竹山寛 著

ソフトウェア開発の工程を理解するため、『ソフトウェア開発工程管理』を手に取りました。内容は、ソフトウェア開発工程・管理者のあり方・品質管理といったものでした。管理者といったプロジェクトを指揮する人が読む内容が多かったです。

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僕が、プロジェクトの管理をする(リーダーなりマネージャーなり)立場になったときのことを想像しながら読んでいきました。管理者って大変な仕事なんだと理解しました。開発の手順・方針をドキュメントにまとめ、チームを指揮し、チーム内での意識を高める、それでいて責任は全て管理者にある。大変な仕事です。

ソフトウェア開発は必ず納期に間に合わないといった話があります。前もって計画していないのか?と思う人もいますが、そんなことはありません。まだ出来て間もない手法を用いることが多いので、これから改良の余地はまだまだありますが、計画自体は緻密に計算されています。

ソフトウェアが、一つの製品にさまざまなプログラミングが絡み合ってできている特殊性がゆえに、一つの誤りが全体に影響します。複数の人が作ったプログラムが絡み合って、上手く動くことを期待しない方が良いのです。そのために、多くの時間がテストにさかれるわけです。

どのようにしたら、影響の少ない・品質の優れた製品を作ることができるのでしょうか。そのために管理者としてすべきことは何なのか。そのことが本書には書かれています。難しい内容ではなかったので読みやすかったです。管理者の立場になったらまた読みます。

2011年1月29日土曜日

パソコン解体記

『ハードディスクの知識と実務』を読んで以来、ずっと楽しみにしてた「パソコン解体」やりました。

もちろん、パソコンをまた組み直し再利用するという計画だったので壊さない程度に分解しました。なので、基板やら、のっかっているトランジスタ・ダイオード・抵抗などには一切触れないように注意しました(パソコン使えなくなったら触りたい)。結果、無事生き残ることができたので、安心してLinux使えます。


パソコンの紹介
まず、パソコンの紹介です。

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僕は、Mac愛好家なのでWindowを使ったことがありませんでした。ただ、バイト先でWindowsを使うので慣れなきゃ、ということで中古PC買ったのですが使いこなせないうちにお蔵入りになった可哀想なPCです。(やっぱWindows分かんない!で諦めた・・・)

富士通のFMV-C8200です。
http://www.fmworld.net/biz/fmv/product/hard/blb0504/c8200/
メモリが256MBでは何もできない!と思って、メモリを拡張してもらいました。お蔵入りになるんだったら、Macで ”Boot Camp” 使ってWindows使えば良かったと後悔していたのですが、ここでまさかの活躍。といっても分解されるだけなんですが。

その下にあるドライバは、今回PCを分解するために使われたものです。



PCを分解する
・まずはじめに
電源を抜いて、PCの裏にあるバッテリーを外しておきましょう。
手は清潔にして、しっかり乾かしておきましょう

・キーボード上部の部分を外す
まず、裏面のネジは全て外しておきました。キーボード上部のスピーカーの隣にゴムパッキンがあるので、とってネジを外します。画面を180度に開いて、ヒンジカバーを外します。

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・キーボードを外す
中は両面テープで固定されているので、気をつけながら外します。

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・キーボードの真下です。

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上の写真のフラッシュメモリを拡大してみました。
SSDにはSamsung製のMLC NAND型フラッシュメモリ「K4H511638B-TCB3」
書き込みや消去を高速に行える記憶装置です。やはりSamsung強し。個人的には東芝であって欲しかったです。

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・パソコンの表面のカバーを外す
キーボードに続いて表面のカバーを全て外してみました。

気付くこと:ドライブが多いとかなり場所を取るんだな・・・
ドライブをかなり外すことで、軽量化を成功させたのがMacAirなのかな。(ちなみに、MacのPCはこういった組み立て方とは大きく違います)

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内蔵されているハードディスクです。

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・裏面のカバーを外す

ここで、メモリの増設を行います。
他のWindowsPCがどうなのかは分からないのですが、FMV-c8200では、1GBまでのメモリ増設ができます。ぼくは、購入時に512MBのメモリ増設をしています。

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最後に
組み立て直したが、ネジが5本余っている・・・。不思議現象ですね。でも無事に使えるので良かったです。これからLinuxをインストールして動かすことにします。
お蔵入りは可哀想なのでなるべく使ってあげます。

ものすごく楽しかったです。ハードディスクについての知識が増えたと思います。心残りは、もっと分解したかった・・・。ただ内部を見ただけ、って感じでした。新しくPC買ったりしたら、さらに分解して、手にとって見ていきたいです。

PCを実際に作ってみたいとは思うのですが、今は市販のPCの方が軽いし使いやすいみたいですね。

2011年1月26日水曜日

『ハードウェアの知識と実務』 矢沢久雄 著

『ネットワークの知識と実務』に引き続き、『ハードウェアの知識と実務』を読みました。このシリーズ好印象です。どんどんはまっていく自分がいます。『データベースの知識と実務』、『オペレーションシステムの知識と実務』も読むかもです。とにかく分かりやすかったです。

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まず始めに、ハードウェアを学ぶことは意外に大変でした。身近にあるというか、毎日手で触れているものの、その仕組みは興味を持たないと学ぶ気になれないのではないでしょうか。僕もPCの中まで覗こうなんて考えたこともなかったです。なのでこの本を読んで思ったことは、見たことのない機械との遭遇ばかりだったな、ということです。

しかし、細かく物を見ていくと、一つ一つの部品にそれぞれの役割があり、それが集まってPCができあがっていることが分かりました(当たり前のことだけど)。でもそれが大事なのです。一つ一つの部品がどの役割を果たしているか、それを理解することがハードディスクを理解する早道なのです。

本を読み終わる頃には、”パソコンを分解したい” という気持ちを強く抱きました。しかもちょうど良い、古いPCが家にある!これはやるしかない。ということで、週末はPCを分解します。無事生き残れば、Linuxをインストールしようと思っています。←結構本気で、Linux使いたいので、必ず生かします。

2011年1月23日日曜日

MacJournalとPicaso連携

{diary}
僕は、MacJournalがなければ何も作業できないほど、愛用しています。これは、文書作成ソフトウェアで値段もそれなりに(¥5,000)したのだが、非常に満足しています。

ブログへの送信も、MacJournal上で文書を作成し、”共有”>”ふと思ったこと”に送信 をクリックの2ステップですることができます。

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しかしブログサーバへ送信するものの、画像はローカルの環境にあるため、画像ごと持っていってはくれませんでした。
Picasoといったweb上に画像をアップロードした後に、ブログに再び貼付ける必要があったのです。

今日、簡単に写真をアップロードするやり方を見つけました。
“ジャーナル” > “ブログサーバーを編集” > “オプション” で以下の画面が出ます。
そこでPicasoの設定をすれば良いのです。
ユーザーは、googleに登録してあるユーザー名です。
”アルバム”欄の隣のぐるっとした矢印をクリックしてどのアルバムにアップロードをするのかの選択。

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そして、共有からブログサーバーへ送信します。

画像の大きさの問題はあったものの下の画像のように問題なくおくれました。
画像の大きさは設定できるか調べてみます。

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また、MacJournalの便利さを感じました。まだまだ知らない機能がありそうです。

トラブルシュート Mac編

トラブルが起きたとき、ネットワークがどのような状態になっているのかを調べたい。そこで使うのが、ping、traceroute、nslookupの3つの情報です。その3つの情報から想像力を働かせて問題点を絞っていくことになります。今回はMacユーザー定番のターミナルで紹介したいと思います。


『エレガントな問題解決』代数編

『エレガントな問題解決』にはたくさんの演習問題が記載されています。
せっかく買ったことだし、演習問題を解いていこう。
これからやる人たちに参考になると思って、自分なりの解答を載せていきます。

自分の解答が合ってるのかがすごく心配です。(間違ったものってネットに載せていいのかな・・・と思ったり)

誤解答や説明不足、どんどんつっこんでくれるとありがたいです。
このブログは、そういう場にしたいと思っています。
(ちなみに、ぼくは、証明が説明不足であるとよく言われます。)


2011年1月22日土曜日

『ネットワークの知識と業務』 村嶋修一 著

今日は1日中『ネットワークの知識と実務』村嶋修一著 を読んでいました。

ここ最近、セキュリティを学ぶことが楽しくなってきたのですが、深く学ぶためには、様々な知識が必要ということに気付きました。セキュリティに関連する知識として、ネットワークは必須分野ではないでしょうか。なぜなら、セキュリティ対策を施すにあたって、もっとも警戒すべきとこはネットワークといった外部からの攻撃だからです。

ということで、読みやすそう&セキュリティにも触れているネットワーク本ということで、この本を選びました。



内容は期待以上のものでした。読むとこ全てが新鮮で(何も知らなかったので・・・)、それでいて分かりやすかったです。今日読んだのは、「知識編」です。ネットワークに関して知っておくべき知識が書かれています。その後、「実務編」に続くのですが、実際にIPアドレスを調べたり、トラブルの処理などについて書かれています。今から、やります。すごく楽しみです。

この本読んで、ここに簡単にまとめる予定が、知らない内容ばかりで、うまくまとまってません。話題があっちこっち飛んでいます。なので、ぜひ購入して読んでみてください。



追記: 匿名コメントより
貴重な意見をありがとうございます。
著者の意見を僕が間違った解釈をしていました。
たとえば、
「この、ルータの中継をどのようにして最短距離を探しあてるか、がgoogleの使命なのです。」
これはまったくあっていません。

「最短経路演算アルゴリズムは何度も改善されており、これからも改善を続けていくことでしょう。」
これも「?」です。

これは本に書かれたことではなく、自分でまとめています。章の内容を自分なりにまとめていて、その際に間違った記述をしていました。

僕の書き方が悪かったです。章ごとにまとめるから、読者からすると、まるで著者の意見のように感じとられます。僕の解釈で、著者の印象が悪くなりそうなので、このブログ全体書き直すことにしますね。(なのでコメントも削除させてもらいました。ごめんなさい)

今日のコメントは非常に嬉しかったです。僕も勉強になりました。これからも、コメント期待しています。メールアドレスを自己紹介に載せています。意見・質問があれば、どんどん送ってきてください。

『事例で学ぶ情報セキュリティ』

情報セキュリティとはよく聞く言葉だが、なかなかぴんとくる人は少ないではなかろうか。
何回も被害にあってるっていう強者はなかなかいません。僕も、まだセキュリティに関して実際に被害を被って困ったという経験がないので、どのような被害例があるのか知りたくなりました。



本書では、事例を踏まえて、どのようなセキュリティ対策をすれば良いのかが分かりやすくかかれています。分量も少ないので、セキュリティ初心者の方にお薦めです。

組織に属していると、自分一人が被害にあうと、全体に迷惑がかかります。ただでさえ、社会は情報漏洩に厳しいです。大手企業が、個人情報を少しでも漏洩させると、新聞の一面を飾ることになります。一人一人がセキュリティを意識すること、会社でセキュリティを万全にしておくこと、このことが大事なのだと思います。

日本では、セキュリティやネットに関する法律が完璧に配備されているとは言いがたいです。ハッカーやウイルスなどの加害者を特定するのは困難です。それゆえ、被害者であるはずの企業が、取引先の会社に責められたり、社会の信頼を失う。今は、そんな怖い世の中なのです。法配備を訴えるより、一刻も早くセキュリティ対策を施すことが必要になってきます。

セキュリティ、もっと勉強しよう、そう思いました。
この本を簡単に以下にまとめてみました。


2011年1月19日水曜日

『いちばんやさしいソフトウェアの本』

ソフトウェア開発に携わる全ての人必見の本です。しかし、あくまで、初心者向け。この業界に就職が決まった人がまず読むべき本だと思います。ソフトウェア開発の流れ・品質の重要性といったことをざっくり学ぶことができます。
薄いわり(2時間で読める)に内容は濃かったです。お薦めの一冊です。

2011年1月18日火曜日

『エレガントな問題解決』

とても面白そうな本があったので思わず買いました。
『エレガントな問題解決』です。



ひそかな数学ブームの中、数学雑誌『数学セミナー』を買いに書店によるのだが、面白そうな題名にひかれ手を伸ばしました。
迷うことなく買い、今読んでいるところです。

面白そうな問題があったので載せます。