2011年1月30日日曜日

『ソフトウェア開発工程管理』 竹山寛 著

ソフトウェア開発の工程を理解するため、『ソフトウェア開発工程管理』を手に取りました。内容は、ソフトウェア開発工程・管理者のあり方・品質管理といったものでした。管理者といったプロジェクトを指揮する人が読む内容が多かったです。

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僕が、プロジェクトの管理をする(リーダーなりマネージャーなり)立場になったときのことを想像しながら読んでいきました。管理者って大変な仕事なんだと理解しました。開発の手順・方針をドキュメントにまとめ、チームを指揮し、チーム内での意識を高める、それでいて責任は全て管理者にある。大変な仕事です。

ソフトウェア開発は必ず納期に間に合わないといった話があります。前もって計画していないのか?と思う人もいますが、そんなことはありません。まだ出来て間もない手法を用いることが多いので、これから改良の余地はまだまだありますが、計画自体は緻密に計算されています。

ソフトウェアが、一つの製品にさまざまなプログラミングが絡み合ってできている特殊性がゆえに、一つの誤りが全体に影響します。複数の人が作ったプログラムが絡み合って、上手く動くことを期待しない方が良いのです。そのために、多くの時間がテストにさかれるわけです。

どのようにしたら、影響の少ない・品質の優れた製品を作ることができるのでしょうか。そのために管理者としてすべきことは何なのか。そのことが本書には書かれています。難しい内容ではなかったので読みやすかったです。管理者の立場になったらまた読みます。

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