以前、WindowsでApacheを複数のプロセスとして動かす方法を紹介しました。
http://t12488mac.blogspot.com/2011/05/apache.html
簡単にまとめると、Windowsだと下の流れで実現できます。
①Apacheのディレクトリをまるまるコピー&ペースト(名前は変えておく)
②httpd.confの書き換え(ポートがかぶらないように)
③サービスに登録
さて、linuxだとどうすれば良いでしょうか。
yumを使ってのインストールではなくて、ソースのコンパイルとインストールで実現できそうです。
http://httpd.apache.org/docs/2.0/ja/install.html
■ソースのコンパイルとインストールの手順
Cコンパイラgccをyumでインストールしておく
# yum install gcc
① http://httpd.apache.org/download.cgi から最新のUnix SourceのファイルのURLを取得する
② ダウンロード
# cd /tmp/
# wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/apache//httpd/httpd-2.2.19.tar.gz
③ ファイルを展開
# tar zxvf httpd-2.2.19.tar.gz
④ ソースをシステムに合わせて設定(--prefixオプションは重要です。各自の環境に合わせること)
# cd httpd-2.2.19
# ./configure --prefix=/usr/local/apache2.2 --enable-rewrite=shared --enable-speling=shared
⑤ ビルド
# make
⑥ インストール(--prefixオプションで指定したディレクトリにパッケージをインストールされます)
# make install
⑦ httpd.confを書き換えます(ポートがかぶらないように注意して)
# vi /usr/local/apache2.2/conf/httpd.conf
最低限の設定として下だけ変更した(サーバのIPアドレスは各自の環境に合わせて)
Listen 80 ⇒ Listen 81
ServerName www.example.com:80 ⇒ ServerName [サーバのIPアドレス or ホスト名]:81
⑧ 起動
# /usr/local/apache2.2/bin/apachectl start
⑨ ブラウザを起動して81ポートで接続されているかの確認をする
http://[サーバのIPアドレス or ホスト名]:81/
0 件のコメント:
コメントを投稿