2011年2月12日土曜日

『始めてのコンピューターサイエンス』O'REILLY出版

51WbHnaX0tL._SL500_AA300_-2011-02-12-01-01.jpg

今、ちまたで話題の『Python』。←ぼくが時代遅れ?
何やら、JavaやC++に並んで、Googleの3大プログラミング言語らしいぞ。
そんな話を聞いて、Pythonの入門書買いました。


一通り、読んでプログラミングコードを書いて動かした感想。
とても分かりやすい!←本書の内容もだけど、Pythonの言語が。


まず、Pythonを書いて動かすまでに手間がかからなかったことです。
これは、どの言語でもいえることなのですが、プログラミング言語を広く普及できる要素として、誰でも簡単にセットアップできること、が挙げられます。
Pythonは、ダウンロードしてすぐ、ターミナルなりXcodeなりで簡単に実行できました。


次に、視覚的にプログラミングコードを読みやすくなったことです。
Pythonでは、“{ }” がほとんどなくなり、インデントで整理するようになっています。

カ氏温度からセ氏温度に変換するプログラムをPythonでは以下のように表現できます。
#encoding:utf8

'''温度を操作する関数'''

def to_celsius(t):
        
'''カ氏からセ氏に変換します'''
        return round((t - 32.0) * 5.0 / 9.0)

def above_freezing(t):
        
'''セ氏表現の温度が氷点下以上ならTrue, そうでなければFalseを返します'''
        return t > 0

これがJavaだと以下のようなコードになります
public class test {

        
public float to_celsius(float t){
                
return round((t-32.0) * 5.0 / 9.0);
        }
       
        
public boolean above_freezing(float t){
                
if(t > 0){
                        
return true;
                }
else{
                        
return false;
                }
        }
}

Pythonは、中括弧やセミコロンがなくなり、だいぶ見やすくなったことが分かります。


とくに、プログラミング言語を学び始める人は、Pythonを勉強した後に、JavaやC++を勉強すると効率が良いと思います。
なんといっても、データベースやオブジェクト指向やGUI といったこともPythonで学べるので。

さすがは、Googleで使われている言語だけはあるな、と思いました。
まだ僕は、Pythonで出来ることが思いつかないので、もっと勉強しないとです。

0 件のコメント:

コメントを投稿