名作『緋弾のアリア』のアニメが最終回を迎えました。
ちまたで広告をみかけるので、名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
赤松中学によって書かれたライトノベルを渡部高志のもとアニメ化された作品です。
武力を公使する探偵「武偵」を育成する東京武偵高校に通う主人公・遠山キンジが、エリート少女武偵・神崎・H・アリアと出会ったことによって、とんでもない日々に巻き込まれていくお話です。
この話で面白いとこは、登場人物が、遠山金四郎やらシャーロックホームズやら怪盗ルパンやら卑弥呼やらの子孫であり、引き継いだ素質や能力を生かして様々な敵と戦うところにあります。
現代のライトノベルの重要な要素(だと勝手に思っている)、学園・ツンデレ・幼なじみを盛り込んだ作品になっています。
ツンデレ・幼なじみ・妹・学園は、現代のアニメの重要な要素です。
ここに若者のアニメに求めるトレンドの変化が伺えます。
少し前までのオタクといえば、戦争やロボットや架空年代記のファンタジーな作品に求める傾向がありました。
その流れが大きく変わったのは、2004年頃の「電車男」がブームしたときからではないでしょうか。
多かれ少なかれ、若者は日常のなかに潜む非現実を求めるようになりました。
その流れで、現代のライトノベルのほとんどは学園を舞台としたストーリが多い気がします。
話は脱線してしまいましたが、僕はアリアの『風穴あけるわよ』のセリフが大好きです。
結局、アリアは誰の風穴もあけることなくアニメは終わりましたが。
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